2026/08/24
リビング収納リノベ完全ガイド|費用相場と失敗しないポイント
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目次 ※タイトルからジャンプできます
1. 壁面造作棚・ニッチ・TVボードの3タイプ比較
2. マンション vs 戸建て:制約と工法の違い
3. DIY vs リノベ会社:費用と品質のリアルな差
4. まとめ
結論:リビング収納リノベーションは壁面造作棚15〜20万円・TVボード造作30〜60万円・ニッチ5〜15万円が相場。マンションは構造壁の制約があるため事前確認が必須で、スケルトンリノベ時に施工すると費用対効果が最大になります。
「リビングがいつも散らかって見える」「テレビ周りのケーブルが気になる」——そんな悩みを抱えたまま、インテリア雑誌を眺めている方は多いのではないでしょうか。
リビング・ダイニングの収納は、使う頻度が高くモノの種類も多いため、後付けの市販棚では限界があります。造作収納でリノベーションすれば、壁一面を使ったスッキリとした空間を実現しながら、生活感をゼロにすることも可能です。
この記事では、壁面造作棚・ニッチ・TVボード一体型の3タイプの費用相場をわかりやすく比較し、マンション・戸建てそれぞれの制約と、DIYとリノベ会社の賢い使い分け方までを徹底解説します。
壁面造作棚・ニッチ・TVボードの3タイプ比較

リビング収納リノベーションには大きく3タイプがあり、それぞれ費用・施工難易度・向いている空間が異なります。自宅のリビングにどのタイプが合うかを把握することが、後悔しないリノベーションの第一歩です。
タイプ1 壁面造作棚(オープン棚・扉付き)
壁一面を使う造作棚は、収納力と見た目の美しさを両立できる最もポピュラーな方法です。天井まで届く高さのある造作棚は、リビングのアクセントウォールとしても機能します。費用相場は素材や仕様によって異なりますが、幅1.8m・天井高(約2.3m)・奥行30cmのオープン棚で材工一式 約15〜20万円(合板+クリアラッカー)が目安です(出典:SUUMO リフォーム費用相場)。
扉(開き戸・引き戸)を付けると生活感を完全に隠せる反面、費用はおよそ2倍前後に膨らみます。素材選びも費用を大きく左右します。
使う素材によって仕上がりの雰囲気と費用が大きく変わります。合板+ラッカー塗装は最も安価でスタイリッシュな仕上がり、パイン集成材は温かみのある中間グレード、ウォールナット無垢は高級感があり費用は1.5〜2倍になります。予算とインテリアの方向性に合わせて選びましょう。
タイプ2 ニッチ収納
ニッチ収納は壁の内側に凹みを作る工法で、スッキリとした見た目と壁面スペースの有効活用が両立できます。後付け工事の費用は5〜15万円が目安ですが(出典:リホームナビ)、注意点があります。
ニッチ工事は「壁の中に空間がある」非構造壁(間仕切り壁)でなければ施工できません。そのため、スケルトンリノベーションや新築のタイミングで施工するのが理想で、後付けは構造確認が必要です。マンションの場合は構造壁かどうかの事前確認が特に重要です。
タイプ3 TVボード造作(収納一体型)
TVボード造作は収納機能とAV機器のセットアップを同時に解決できる、投資対効果の高いリノベーションです。費用相場は30〜60万円(サイズ・素材・配線隠し工事込)で(出典:リフォームガイド)、ケーブルを壁内に隠す配線工事も含めることができます。
TVの左右に引き出し収納・ガラス扉の飾り棚・AV機器収納ラックを一体化したデザインは、モデルルームのような完成度を実現できます。テレビを壁掛けにする場合は追加で2〜5万円の壁補強工事が必要になることも覚えておきましょう。
| タイプ | 費用相場 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 壁面造作棚(オープン) | 15〜20万円 | 収納力最大・コスパ高 | 本・小物が多い人 |
| 壁面造作棚(扉付き) | 30〜40万円 | 生活感を隠したい | スッキリ重視の人 |
| ニッチ収納 | 5〜15万円 | 省スペース・アクセント | スケルトンリノベ時 |
| TVボード造作 | 30〜60万円 | AV・収納・配線を一体化 | TV周り整理したい人 |
このセクションのポイント
- 壁面造作棚は幅1.8m天井高で15〜20万円(オープン棚)、扉付きは約2倍
- ニッチは後付け5〜15万円だが構造壁への施工は不可。スケルトン時が最適
- TVボード造作(30〜60万円)は配線隠しまで含めてトータルで検討するのが得策
マンション vs 戸建て:制約と工法の違い

マンションでリビング収納リノベーションを行う際は、戸建てと異なる3つの制約を理解しておく必要があります。事前に確認しないまま工事を進めると、追加費用や設計変更が発生することがあります。
マンションでも壁面収納の造作工事はできますか?
マンションでも壁面収納の造作工事は可能ですが、構造壁(コンクリート躯体)には棚板を固定する際に特別な工法が必要になります。マンションの壁は「構造壁(コンクリート)」と「間仕切り壁(軽量鉄骨やボード)」の2種類があり、構造壁にはアンカー固定や壁と天井に突っ張る自立型の工法が使われます。間仕切り壁であれば戸建てと同様に下地材を入れてビス固定できます。
また、マンションによっては管理規約でフローリングへの施工(床への固定)に制限があるケースもあります。リノベーション工事前に管理組合への申請と承認が必要な物件がほとんどのため、計画段階で確認しましょう。
ポイント 戸建てのメリットと注意点
戸建ての場合は構造壁の制約が少なく、ニッチ収納を含むほぼすべての工法が選べます。ただし、木造住宅では壁内部に筋交い(耐力壁の補強材)が入っていることがあるため、ニッチ工事や壁への大掛かりな開口には事前の構造確認が必要です。リフォーム会社に依頼する際は必ず既存図面を提出するか、現地調査で確認してもらいましょう。
マンションでリノベーション工事を行う場合、多くの物件で管理組合への「工事申請書」の提出と承認が必要です。審査は月1回の理事会で行われることが多く、承認まで最長1〜2ヶ月かかる場合があります。工期の計画を立てる際は、この申請期間を逆算してスケジュールに組み込むことが重要です。
このセクションのポイント
- マンションの構造壁(コンクリート)には自立型工法またはアンカー固定が必要
- ニッチ収納はマンションの構造壁には後付け不可。スケルトンリノベ時が狙い目
- 管理組合への申請・承認に最長1〜2ヶ月かかるため、工事計画に余裕を持たせる
DIY vs リノベ会社:費用と品質のリアルな差

「DIYで節約できるか」は多くの方が気になるポイントですが、工程によってDIYで安全にできるものとプロに任せるべきものがはっきり分かれます。工程を正しく区別することで、品質を落とさずに費用を抑えることが可能です。
壁面収納はDIYと業者どちらが安いですか?
DIYは材料費のみで済むため、同じ仕様でリノベ会社に依頼するより30〜50%程度安くなることがあります。ただし、壁への下地補強・電気配線の変更・構造壁へのアンカー固定などは専門知識が必要な工程で、DIYで失敗するとかえって費用がかかる場合があります。シンプルなオープン棚の設置は経験者ならDIY可能ですが、天井固定や大掛かりな造作はリノベ会社への依頼が安心です。
| 工程 | DIY可否 | 理由 |
|---|---|---|
| オープン棚の組み立て・設置 | △ 可(経験者) | 下地確認が必要 |
| 壁の下地補強(コンパネ入れ) | × プロ推奨 | 壁の開口を伴う |
| ニッチの開口・棚板設置 | × プロ必須 | 構造確認・開口が必要 |
| TVボード配線隠し(壁内配線) | × プロ必須 | 電気工事士資格が必要 |
| 塗装・仕上げ(オイル塗り等) | ○ DIY向き | 費用削減しやすい工程 |
ポイント リノベ会社に依頼するメリット
リノベーション会社に一括依頼する最大のメリットは「設計から施工・保証まで一貫して管理してもらえる」点です。素材の調達・大工・電気工事・塗装などの職人手配をすべて会社が行うため、DIYで個別に手配するより工期が短縮されます。また、施工後の不具合に対する保証があるため、長期的なコストパフォーマンスは高くなります。
費用を抑えたい場合は「造作棚の塗装だけDIYにする」「ハンドル金物は自分で選んで支給する」などの部分的な施主支給が効果的です。リノベ会社と事前に相談すれば柔軟に対応してもらえることが多いです。
このセクションのポイント
- DIYが向く工程は塗装・小物設置など。壁開口・配線工事はプロ必須
- リノベ会社への一括依頼は職人手配・保証面で長期的なコスパが高い
- 施主支給(金物・塗料)を組み合わせると費用を10〜15%程度削減できる場合がある
まとめ
リビング・ダイニングの収納リノベーションは、「壁面造作棚(15〜20万円〜)」「ニッチ収納(5〜15万円)」「TVボード造作(30〜60万円)」の3タイプを組み合わせることで、生活感のないスッキリした空間を実現できます。
マンションにお住まいの方は、構造壁の制約と管理組合への申請が必要な点を必ず事前に確認してください。スケルトンリノベーションのタイミングであれば、ニッチ収納も含めて理想の収納プランを最も低コストで実現できます。
DIYとリノベ会社の賢い使い分けも重要です。電気配線・壁の下地補強・ニッチの開口工事はプロに任せ、塗装や金物選びなどはDIYや施主支給で費用を抑えることができます。まずはリノベーション会社に現地調査を依頼し、自宅の壁の構造・配線状況を確認したうえで最適なプランを立てることをおすすめします。
よくある質問
Q1. マンションでも壁面収納の造作工事はできますか?
A. 可能ですが、コンクリート躯体(構造壁)には自立型工法やアンカー固定が必要です。管理組合への工事申請書の提出・承認も必要で、審査に1〜2ヶ月かかる場合があります。まずはリノベーション会社に壁の構造確認を依頼しましょう。
Q2. 壁面収納はDIYと業者どちらが安いですか?
A. DIYは材料費のみで済むため30〜50%程度安くなることがありますが、壁下地補強・電気配線変更・ニッチ開口などはプロ必須の工程です。塗装や金物取り付けなど仕上げ工程をDIYにする「部分DIY」が費用と品質のバランスが取れた現実的な方法です。
Q3. リビング収納リノベーションにかかる工期はどのくらいですか?
A. 壁面造作棚単体であれば設計打ち合わせ1〜2ヶ月+施工1〜3日程度が目安です。マンションの場合は管理組合への申請・承認期間(最長1〜2ヶ月)が加わります。フルリノベーションの一環で行う場合は工事全体のスケジュール(3〜4ヶ月)に含まれます。
Q4. ニッチ収納は後から追加できますか?
A. 間仕切り壁(軽量鉄骨・石膏ボード)であれば後付けも可能ですが、構造壁(コンクリート・耐力壁)への施工は原則不可です。マンションでは特に注意が必要で、施工前に壁の構造を専門家に確認してもらうことを強くおすすめします。
Q5. 壁面収納の素材でおすすめはどれですか?
A. コスパと耐久性のバランスが良いのは「合板+クリアラッカー塗装」です。温かみを出したい方にはパイン集成材、高級感を求める方にはウォールナット無垢材がおすすめです。素材を変えると費用が1.5〜2倍になることがあるため、インテリアの方向性と予算を総合的に判断しましょう。
監修:株式会社ビスタ
東京都練馬区を拠点に、中古マンション・戸建てのフルリノベーションから水回り・断熱の部分リノベまで対応。施工実績豊富な専門スタッフが、補助金活用から物件選びまでワンストップでサポートしています。
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この記事を書いた人
代表取締役橋本 純
リノベーションを人生最高の体験に!
リノベ会社経営10年以上|累計施工実績10000件
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