2026/04/16
水回りリノベーション費用と優先順位ガイド
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目次 ※タイトルからジャンプできます
1. 水回りの費用相場を場所別に比較
2. マンション・戸建て別の優先順位の決め方
3. 2025年最新トレンド:選ばれる水回り設備
4. まとめ
「キッチンが古くなってきた」「浴室の床が冷たくて辛い」「トイレの掃除が大変」——水回りの悩みは、住まいの快適さに直結します。
中古マンションや戸建てを購入してリノベーションを検討する際、どこから手をつければよいのか迷われる方も多いのではないでしょうか。水回り設備はまとめてリノベーションするのか、一箇所ずつ進めるのかによって、費用も工期も大きく変わってきます。
この記事では、キッチン・浴室・トイレ・洗面台それぞれの費用相場と優先順位の決め方、さらに費用を賢く抑えるポイントまでを具体的な数字とともにご紹介します。
水回りリノベーションの費用相場を場所別に徹底比較

水回りリノベーションを検討するうえで、まず把握しておきたいのが各箇所の費用相場です。設備のグレードや工事範囲によって幅がありますが、2024年時点の平均的な目安は以下のとおりです。
ポイント1 キッチン:50〜150万円(大規模工事では100〜200万円)
キッチンは水回りの中でも最も費用がかかる箇所です。システムキッチンの入れ替えを中心とした工事では、50〜150万円が標準的な相場となっています(リショップナビ「水回りリフォームの費用相場」2024年)。上位グレードの設備や間取り変更を伴う大規模工事の場合は100〜200万円になることもあり、設備のグレードや工事範囲によって大きく変動します。2025年に最も多く実施されたリフォームがキッチンであることからも(株式会社ベルテクノ プレスリリース、2025年)、関心の高さがうかがえます。
ポイント2 浴室:50〜150万円
ユニットバスへの交換を中心とした浴室リフォームの費用相場は50〜150万円です(LIXIL リフォームショップ「水回りのリフォームにかかる費用と期間の目安」2024年)。在来工法からユニットバスへの変更、または既存ユニットバスの交換によって費用は異なります。断熱浴槽を採用することで省エネ補助金の対象になるケースもあります。
ポイント3 トイレ:30〜60万円
便器交換と内装仕上げを含むトイレリフォームの相場は30〜60万円です(リノベる。ジャーナル「水回りリフォームの費用相場」2024年)。タンクレストイレや自動洗浄機能付きの設備を選ぶ場合は上限に近い費用になります。
ポイント4 洗面台:30〜70万円
洗面台の交換は30〜70万円が相場です(ミラタップ「水回りリフォームの費用相場総まとめ」2024年)。収納付きの洗面化粧台への入れ替えから、鏡や照明を含むトータルリフォームまで、選ぶ設備と工事範囲で費用が変わります。
4箇所まとめると120〜200万円でお得に
キッチン・浴室・トイレ・洗面台の4箇所を同時にリノベーションするセットプランでは、120〜200万円が相場の目安です(TOTO「水まわりのリフォーム費用はいくら?」2024年)。個別に施工するよりも10〜20%費用を抑えられるケースが多く(ウスイホーム「水回りリフォームの費用相場は?コストを抑えるポイントも解説」2024年)、工期の短縮にもつながります。
マンション・戸建て別!優先順位の正しい決め方

水回りリノベーションの優先順位は、お住まいの種別によって異なります。マンションと戸建てでは考え方が大きく変わるため、それぞれのポイントを押さえておきましょう。
マンションは水回りが最優先
マンションは外壁や屋根のメンテナンスを管理組合が担うため、個人がリノベーションすべき箇所は室内に限られます。そのため、水回りが最優先のリフォーム箇所とされています(ダイヤモンド不動産研究所「一級建築士が教える、リフォームで優先すべき場所とは?」2024年)。
特に築25年以上のマンションでは、配管の劣化リスクが高まります。高圧洗浄時の水漏れ事故が起きやすいため、配管の状態確認は必須です(大東建託リーシング「水回りをリフォームするタイミングは何年が目安?」2024年)。リノベーション前に専門家による配管診断を受けることを強くおすすめします。
戸建ては外壁・屋根の次に水回りを
戸建ての場合、建物を守る外壁や屋根のメンテナンスが最優先です。雨漏りや外壁の劣化を放置すると、室内の水回り設備にも影響が及ぶ可能性があります。外壁・屋根の状態を確認・補修したうえで、次のステップとして水回りリノベーションを計画しましょう。
使用頻度と老朽化リスクから優先箇所を判断する
水回りの中でどこから着手するかは、以下の2点を基準に判断すると迷いません。
まず「使用頻度」です。毎日使うキッチンや浴室は、快適性への影響が大きいため優先度が高くなります。次に「老朽化・水漏れリスク」です。床や壁にカビが生えている、排水が詰まりがちになった、蛇口から水漏れするといった症状が出ている箇所は、放置するとリフォーム費用が膨らむ可能性があるため早めに対処しましょう。
2025年最新トレンド:選ばれる水回り設備の特徴

住宅リフォーム市場は2024年に7兆3,470億円規模(矢野経済研究所「住宅リフォーム市場に関する調査」2025年)、2024年度第3四半期のリフォーム・リニューアル工事受注高は3兆2,552億円(前年同期比5.9%増)に達しており(国土交通省「建築物リフォーム・リニューアル調査」2024年)、リノベーション需要は着実に高まっています。その中で、水回り設備には明確なトレンドが生まれています。
トレンド1 タッチレス・非接触設備の定番化
タッチレス水栓や自動洗浄トイレは、衛生面への意識の高まりを背景に急速に普及しました。今や高級設備ではなく、標準的な選択肢のひとつとなっています。キッチンのタッチレス水栓は調理中の使い勝手を大幅に向上させ、自動洗浄トイレは掃除の手間を大きく削減します。
トレンド2 掃除しやすい設計が人気
フチなしトイレやボウル一体型洗面台など、汚れが溜まりにくく掃除しやすい設計の設備が高い支持を集めています。共働き世帯が増えるなかで、日々のメンテナンス負担を減らせる設備は選択の決め手になっています。
トレンド3 省エネ設備と補助金の活用
断熱浴槽や高効率給湯器(エコキュート・エネファームなど)、スマートフォン連携の給湯コントローラーなどを導入することで、光熱費の削減と各種補助金・給付金の活用が可能です。省エネリフォームへの補助金は年度ごとに内容が変わるため、リノベーション計画時に最新の補助金情報を確認することが重要です。
費用を抑える3つの実践ポイント
水回りリノベーションの費用を賢く抑えるためのポイントを3つご紹介します。
1. 複数箇所をまとめて施工する:先述のとおり、4箇所同時のセットプランは個別施工と比べて費用を抑えやすく、職人さんの移動・養生の手間が一度で済むため工期も短縮されます。
2. ショールームで実物を確認する:カタログだけではわかりにくい質感・使い勝手は、実際にショールームで体験することが大切です。使いやすさの確認なしに高額な設備を選んでしまうと後悔につながります。工期の目安はキッチン3〜5日、浴室2〜5日、トイレ・洗面台は各1〜2日が目安です。
3. 複数社から相見積もりを取る:同じ工事内容でも業者によって費用は大きく異なります。最低でも3社以上から見積もりを取り、内容と金額を比較したうえで依頼先を選ぶようにしましょう。
まとめ
水回りリノベーションは、キッチン50〜150万円(大規模工事では100〜200万円)、浴室50〜150万円、トイレ30〜60万円、洗面台30〜70万円が費用の目安です。4箇所をまとめて施工するセットプランなら120〜200万円で収まるケースも多く、費用を抑えながら一度に快適な水回りを整えられます。
優先順位については、マンションは水回りが最優先、戸建ては外壁・屋根の次に水回りと覚えておきましょう。築25年超の物件は配管診断を必ず受けることが重要です。設備選びでは、タッチレス水栓や掃除しやすい設計、省エネ設備など2025年のトレンドを取り入れることで、毎日の暮らしが大きく変わります。
まずは気になる箇所のショールーム見学と複数社への相見積もりからスタートしてみてください。vista.tokyoでは、お客様の住まいの状況に合わせた水回りリノベーションのご提案を承っています。お気軽にご相談ください。
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