2026/09/14
マンション土間リノベーション完全ガイド【2026年版】
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目次 ※タイトルからジャンプできます
1. マンション土間リノベーションの費用相場とプラン別内訳
2. 管理規約と申請手続き|マンション固有の注意点
3. 2026年トレンド|バイオフィリック&ジャパンディスタイルの土間デザイン
4. 目的別土間プラン|アウトドア・EV充電・宅配ボックスとの組み合わせ
5. まとめ
結論:マンション玄関の土間拡張は管理組合への申請が必須ですが、専有部分の床仕上げ変更は多くの場合可能。モルタル仕上げ80万円〜・タイル張り120万円〜の費用でバイオフィリックデザインやジャパンディスタイルの「サードプレイス」を実現できます。
「玄関が狭くて、自転車もアウトドア用品も置けない……」そんなストレスを根本から解決するのが、マンションの玄関を土間スペースへと拡張するリノベーションです。
近年、2026年のインテリアトレンドとして「バイオフィリックデザイン(植物・石材・自然素材を取り入れた空間設計)」への関心が急上昇しており、玄関土間はその最も取り入れやすい場所として注目されています。一方で、マンション特有の管理規約や構造上の制約を知らずに進めてしまい、後悔するケースも少なくありません。
この記事では、費用相場・管理規約の確認手順・インテリアスタイル別のデザイン提案まで、マンション土間リノベーションで後悔しないための全知識を丁寧に解説します。
マンション土間リノベーションの費用相場とプラン別内訳

マンション玄関の土間化は、6〜12㎡のスペースで50〜200万円が費用の目安です。床仕上げ材の種類・収納造作の有無・隣接する洋室を取り込む工事の規模によって、費用は大きく変動します。(出典:リホームナビ「土間リノベーション費用相場」)
よくある「玄関隣の洋室1部屋をまるごと土間化する」プランでは、既存フローリングの撤去と土間床の施工が必要になります。仕上げ材によってコストと雰囲気が大きく異なるため、インテリアのゴールを先に決めてから予算を組むのがポイントです。
マンション玄関土間のリノベーション費用はいくらですか?
仕上げ材と工事範囲によって、モルタル仕上げで80万円〜、タイル張りで120万円〜、収納造作込みで180〜200万円が目安です。以下の比較表を参考に、ご自身のプランを検討してください。
| プラン・仕上げ材 | 費用相場(6〜12㎡) | 特徴・向くスタイル |
|---|---|---|
| モルタル仕上げのみ | 80万〜120万円 | インダストリアル・ジャパンディ向け。経年変化が楽しめる |
| タイル張り(国産) | 120万〜150万円 | 清潔感・耐久性が高い。アジアンモダン・北欧スタイルに |
| タイル張り(輸入タイル) | 150万〜180万円 | バイオフィリック・地中海スタイルに最適 |
| 収納造作・框工事込み | 180万〜200万円 | 機能性と美観を両立。フルリノベとの同時施工が割安 |
土間と室内の段差部分に設ける仕上げ材のこと。玄関の「顔」とも呼ばれ、無垢材・石材・人工大理石などの素材で雰囲気が大きく変わります。マンションリノベーションでは框のリニューアルだけでも印象が格段にアップするため、土間拡張と同時に検討するのがおすすめです。
このセクションのポイント
- マンション玄関土間化の費用は仕上げ材・工事範囲で50〜200万円と幅がある
- モルタル(80万円〜)・タイル(120万円〜)・収納造作込み(180〜200万円)が目安
- フルリノベーションとの同時施工で割安になるケースが多い
管理規約と申請手続き|マンション固有の注意点

マンションで土間リノベーションを行うには、管理組合への工事申請が必須です。「専有部分の工事」として申請する必要があり、コンクリートスラブへの掘削・穿孔は原則禁止されています。申請なしで施工してしまうと、原状回復を求められるリスクがあります。
マンションの床は「専有部分(フローリング等の仕上げ材)」と「共用部分(コンクリートスラブ)」に分かれています。土間化で変更できるのは専有部分の仕上げ材のみ。スラブを削ることは管理規約上ほぼ認められていません。このため、マンションの土間は「スラブを掘り下げた本格土間」ではなく、「段差を最小限に抑えたフラット土間」または既存の段差を利用した設計になります。
マンションの玄関土間工事で管理規約に引っかかることはありますか?
コンクリートスラブへの穿孔・掘削は原則禁止ですが、専有部分の床仕上げ変更は多くのマンションで申請すれば認められます。工事前に必ず以下のステップを踏みましょう。
- ステップ1:管理規約・使用細則の確認 工事申請が必要な変更内容・禁止事項を確認する
- ステップ2:管理組合または管理会社への事前相談 施工前に概要を伝え、申請書式を入手する
- ステップ3:工事申請書の提出 施工業者の見積もり・図面・工法説明書を添付して申請
- ステップ4:近隣住民への周知 騒音・振動が発生する工事は着工前に挨拶まわりが必要なケースも
- ステップ5:完成後の報告 竣工写真・完了報告書の提出を求める管理組合も多い
申請不要と思い込んで着工し、後から「原状回復してください」と言われるケースが後を絶ちません。信頼できるリノベーション業者は必ず管理規約の確認を先に行いますので、業者選びの際はここを確認するのも重要なポイントです。
このセクションのポイント
- 管理組合への工事申請なしに土間工事を行うと原状回復を求められるリスクがある
- コンクリートスラブへの穿孔・掘削は原則禁止。専有部分の仕上げ変更が工事の範囲
- 管理規約確認・申請書類準備まで対応できる業者を選ぶことが後悔しない第一歩
2026年トレンド|バイオフィリック&ジャパンディスタイルの土間デザイン

2026年のインテリアトレンドで最も注目を集めているのが「バイオフィリックデザイン」で、玄関土間はその実践に最適な空間です。植物・石材・自然素材を取り込むことで、帰宅するたびに心が落ち着く「サードプレイス」のような玄関が実現できます。(出典:Renotta「2026年インテリアトレンド:バイオフィリックデザイン」)
バイオフィリックデザインとジャパンディ(日本的な侘び寂びと北欧のシンプルさを融合させたスタイル)は、土間という素材感を楽しむ空間において相性が抜群です。以下の2スタイルを参考に、ご自身の好みに合わせてコーディネートしてみてください。
スタイル1 バイオフィリックデザインの土間:自然素材で「森の入口」を再現
バイオフィリック土間の核心は「素材の質感」と「生きた植物」の組み合わせです。たとえば、輸入石材タイルの床に大型のフィカス・リラータ(ゴムの木)を配置し、壁面に苔ウォールパネルを取り付けるだけで、都市型マンションとは思えない緑豊かな玄関が誕生します。
おすすめの素材・アイテム組み合わせ:
- 床材:石灰岩・トラバーチン・テラゾータイル(ベージュ〜グレー系)
- 框:オーク無垢材・ウォールナット(温かみのある木肌)
- 壁面:漆喰塗り+苔パネル、またはルーバー調の木格子
- 植物:大型観葉植物(フィカス・オリーブ)+小型多肉植物のグルーピング
- 照明:間接照明(電球色3000K以下)で素材感を引き立てる
スタイル2 ジャパンディスタイルの土間:磨きモルタル×無垢材が「鉄板の組み合わせ」
ジャパンディスタイルでは、磨き仕上げのモルタル土間に無垢材の框と収納を組み合わせるのが定番です。余分な装飾を排した「引き算のデザイン」が特徴で、素材のムラや経年変化を楽しむ姿勢がジャパンディの本質です。
モルタル仕上げはひび割れ(クラック)が発生しやすい素材ですが、それを「味」として受け入れるのがジャパンディ的な考え方。施工時に収縮防止メッシュを入れるなど、業者の技術力が仕上がりを大きく左右します。業者選びの際は「モルタル土間の施工実績と写真」を必ず確認しましょう。
このセクションのポイント
- バイオフィリックデザインは石灰岩・テラゾータイル+大型観葉植物で「都市の緑の玄関」を実現
- ジャパンディスタイルは磨きモルタル+オーク無垢框が鉄板。経年変化を楽しむ設計が鍵
- モルタル仕上げは施工業者の技術差が大きい。施工実績・写真を必ず確認する
目的別土間プラン|アウトドア・EV充電・宅配ボックスとの組み合わせ

土間リノベーションで後悔しないためには「何のために使うか」を先に決めることが最重要です。2026年現在、特に需要が高いのは「アウトドア用品収納」「EV充電ステーション」「宅配ボックス設置スペース」の3用途で、それぞれ設計上の工夫が必要です。
マンションの玄関土間は面積に限りがあるため、ライフスタイルに合わせて優先順位を明確にしてから業者と設計を詰めることをおすすめします。以下に代表的な「目的別土間プラン」をご紹介します。
プラン1 アウトドア・自転車収納型:土間+壁面ハンガーレールで「ガレージ玄関」
ロードバイク・キャンプ道具・サーフボードなど大型アウトドア用品の収納に特化したプランは、壁面ハンガーレールシステムとの組み合わせが最も効率的です。土間床は水洗いできるモルタルまたは磁器タイルにし、壁には縦型ポールシステムを設置すると、限られた面積を最大限に活用できます。
マンションの共用廊下に自転車が出せない場合、玄関土間への自転車収納は特に重宝されます。ただし、一般的なシティサイクルでは幅60〜70cm必要なため、土間スペースとして最低8㎡は確保したいところです。
プラン2 EV充電・宅配ボックス対応型:先読み設計で「10年後も便利な土間」
EV(電気自動車)の普及を見越した充電設備の準備と、宅配ボックスの設置スペース確保は、2026年の土間リノベーションで急増しているニーズです。マンション共用部にEV充電設備がない場合、専有部分への引き込みは管理規約と電気容量の両面で難易度が高く、設計段階での電気工事士との連携が欠かせません。
宅配ボックスは、玄関土間の壁面に埋め込み型を設置するか、スタンドタイプを置けるスペースを確保しておくと便利です。将来の利便性を考慮した「先読み設計」が、10年後も後悔しない土間を作ります。
なお、マンションフルリノベーションの平均費用は70㎡で1,050〜1,400万円(15〜20万円/㎡)と言われており(出典:首都圏リノベーション「マンションリノベーション費用相場2026」)、土間工事はそのうちの一部として計画するのが費用対効果の面でもおすすめです。
このセクションのポイント
- アウトドア収納型は壁面ハンガーレール+防水モルタル床の組み合わせが最も実用的
- EV充電・宅配ボックス対応は管理規約と電気容量の確認が先決
- 土間工事はフルリノベーションと同時施工すると費用対効果が高い
まとめ
マンションの玄関を土間に拡張するリノベーションは、管理組合への申請を正しく行えば実現できる、住まいの質を大きく高める改修です。費用はモルタル仕上げで80万円〜、収納造作込みで最大200万円まで幅がありますが、「何のために使うか」という目的を先に決め、インテリアスタイル(バイオフィリック・ジャパンディ)のゴールを明確にすることで、費用対効果の高いプランが見えてきます。
管理規約の確認・申請対応・仕上げ材の選定・造作収納の設計まで、ワンストップで相談できる信頼性の高い業者選びが、後悔しないマンション土間リノベーションの最大のポイントです。株式会社ビスタでは、東京都練馬区を拠点にマンションリノベーションの無料相談を受け付けています。お気軽にご連絡ください。
よくある質問
Q1. マンションの玄関を土間に拡張するとき管理規約で禁止されることはありますか?
A. コンクリートスラブへの穿孔・掘削は原則禁止されていますが、専有部分の床仕上げ材の変更は管理組合への工事申請を行えば多くのマンションで認められます。申請なしで着工すると原状回復を求められるリスクがあるため、必ず事前に管理規約と使用細則を確認し、所定の申請書類を提出してください。
Q2. 土間の床仕上げ材はモルタル・タイル・コンクリートのどれがおすすめですか?
A. インテリアスタイルによって異なります。ジャパンディ・インダストリアルスタイルには磨き仕上げのモルタルが定番で、経年変化を楽しめます。バイオフィリック・アジアンモダンには石灰岩・テラゾータイルが最適。汚れやすい用途(アウトドア・自転車収納)には磁器タイルが清掃しやすくおすすめです。費用はモルタル80万〜、国産タイル120万〜、輸入タイル150万〜が目安です。
Q3. マンション玄関土間のリノベーションにかかる工期はどのくらいですか?
A. 玄関土間のみの工事であれば、施工自体は約1〜2週間が一般的です。ただし管理組合への申請・承認に1〜2ヶ月かかるケースが多く、トータルの工期は申請期間を含めて2〜3ヶ月を見ておくと安心です。フルリノベーションと同時施工する場合は全体工期(通常2〜4ヶ月)の中に組み込まれます。
Q4. バイオフィリックデザインを玄関土間に取り入れるための具体的なポイントは何ですか?
A. 床材に石灰岩・トラバーチン・テラゾータイルなどの自然素材を選び、框に無垢材(オーク・ウォールナット)を使うことが基本です。大型観葉植物(フィカス・オリーブ)を1〜2鉢置き、壁面に苔パネルやルーバー調木格子を加えると一気にバイオフィリックな空間になります。照明は電球色3000K以下の間接照明で素材感を引き立てましょう。
Q5. 賃貸マンションでも玄関を土間に改装できますか?
A. 賃貸マンションの場合、退去時の原状回復義務があるため、床材の変更など構造に影響する工事は原則できません。ただし、オーナーの許可を得た上で「現状有姿での賃貸」契約に変更するか、リノベーション済みの「デザイナーズ賃貸」として物件を探す方法があります。持ち家のマンション購入を検討されている方は、購入時から土間プランを設計に組み込むことをおすすめします。
監修:株式会社ビスタ
東京都練馬区を拠点に、中古マンション・戸建てのフルリノベーションから水回り・断熱の部分リノベまで対応。施工実績豊富な専門スタッフが、補助金活用から物件選びまでワンストップでサポートしています。
📍 東京都練馬区 | 🏠 リノベーション・リフォーム | 🔗 公式サイト
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この記事を書いた人
代表取締役橋本 純
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リノベ会社経営10年以上|累計施工実績10000件
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