2022/04/25
【2022年版】練馬区で補助金を使ったリフォーム事例
目次
１.練馬区で使えるリフォーム補助制度
２.水まわりのリフォーム事例
３.玄関・窓まわりのリフォーム事例
４.介護・バリアフリーのリフォーム事例
５.まとめ
練馬区ではリフォームの際に国や自治体から様々な補助を受けることができるのをご存知でしょうか？
条件を満たしているのに、知らないというだけで補助金を受け取らないのはもったいないですよね。
「水まわりをそろそろ交換したいけど、費用が心配」
「冬になると部屋が寒くて仕方ない」
練馬区でこんなお悩みを抱えている方は、リフォーム補助の対象工事を知ることで解決できるかもしれません。
練馬区で使えるリフォーム補助金について、詳細を載せたまとめ記事がありますのでそちらも合わせてお読みください。
関連記事：【2022年版】練馬区で使えるリフォーム補助金のまとめ
練馬区で使えるリフォーム補助制度
2022年4月現在、練馬区で使えるリフォーム補助には以下のものがあります。
こどもみらい住宅支援事業（全国）
■対象
全国の既存住宅（戸建て・集合住宅所有者）
■改修の内容
（1）玄関ドアや窓の断熱改修
（2）外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
（3）節湯水栓・節水型トイレなどエコ設備の設置
その他の工事も上記（1）〜（3）のいずれかの項目と同時に行うことにより補助対象となります。
（例：ビルトイン食器洗い機・宅配ボックス・耐震改修・バリアフリー化・空気清浄機能付きエアコン・リフォーム瑕疵保険など）
断熱リフォーム支援事業（全国）
■対象
全国の既存住宅（戸建て・集合住宅所有者）
■改修の内容
（1）高性能建材（ガラス・ドア・断熱材）
※以下は上記（1）の項目と同時に行うことにより補助対象
（2）家庭用蓄電システム
（3）家庭用蓄熱設備
（4）熱交換型換気設備等
高齢者自立支援住宅改修《練馬区のみ》
■対象
練馬区内に住所のある 65 歳以上の在宅の高齢者で、基本チェックリストにおいて一定基準に該当する方。または要介護認定をされた方。
■改修の内容
手すりの取付け・浴槽の交換・段差の解消・ 扉の変更・ 床材の変更・ 便器の洋式化など
障がい者等住宅設備改善費給付《練馬区のみ》
■対象
練馬区内に居住しており、 身体障がい者手帳の交付を受けている方または難病患者の方
■改修の内容
下肢または体幹に係る障がいの程度が3級以上の方から1級の方まで、小規模工事や屋内移動設備等の大型工事まで。
住宅修築資金融資あっせん《練馬区のみ》
■申し込み資格
練馬区内に1年以上居住・20歳以上で償還完了時70歳未満・世帯総所得1,200万円以下・住民税・軽自動車税の滞納がないこと・連帯保証人が得られること
■対象となる住宅
練馬区内にある住宅で居住部分の床面積が 175 m²以下であること、事務所・店舗等併用住宅の場合は居住部分の床面積が全体の2分の1以上であること
住宅が申込者本人の所有でない場合は、その工事について所有者の承諾(共有の場合は本人以外の共有者の承諾)が得られること
■改修内容
外壁・屋根等の修繕、台所・浴室・トイレ等の改良、内部の改装、耐震改修工事等
水まわりリフォームでの補助金活用事例
水まわりのリフォームで使える補助は、国内の全世帯が対象となった「こどもみらい住宅支援事業」への交付申請で受けられます。
事業者登録されたリフォーム会社が発注者に代わって申請手続きをするので、工事依頼者による手続きの必要はありません。
キッチン
《こどもみらい住宅支援事業》
節湯水栓＋ビルトイン食器洗機＋キッチン対面化 合計補助額115,000円
今回から新しくキッチン対面化工事が補助の対象となり、上限も86,000円ということで業界で話題となりました。
標準的なビルトイン食器洗機の費用が大体10万円程度ですので、上記の工事内容であれば補助によって食器洗機が無料になるイメージです。
キッチンは交換が前提となり、移設のみですと対象にはなりませんのでご注意ください。
古い壁付けキッチンを交換しようかとお悩みの方にはぴったりのリフォーム補助金です。
トイレ
《こどもみらい住宅支援事業》
節水型トイレ＋内窓設置＋段差解消＋手すり＋ドア変更 合計補助額72,000円
従来のトイレでは一回で使用する水の量が10〜13ℓでしたが、節水型トイレでは約半分の4〜8ℓで流せるようになっています。
メーカーによると、ざっくり年間で15,000円程度水道料金が安くなる計算になります。
長期的に節約になるだけでなく補助も出るのはお得と言えるでしょう。
浴室
《こどもみらい住宅支援事業》
高断熱浴槽＋節湯水栓＋内窓設置＋浴室乾燥機＋バリアフリー化 合計補助額104,000円
高断熱浴槽とは浴槽のまわりに断熱材を施工し，保温性を高めた浴槽と熱を逃さない風呂蓋をセットにしたものです。
従来のお風呂は１時間に1℃お湯の温度が下がると言われていますが，高断熱浴槽であれば４時間経過しても２．５℃以下しか温度は下がりません。
バリアフリー化とは手すりの設置・段差解消・浴室ドアの仕様変更を指します。
玄関・窓まわりリフォームでの補助金活用事例
玄関と窓まわりのリフォームでは「こどもみらい住宅支援事業」と「断熱リフォーム支援事業」のどちらも対象になっています。
補助の条件や金額が変わってきますので、工事内容によってどちらのリフォーム補助制度を利用するべきかも変わってきます。
名称の異なる補助制度を併用することは原則できませんので、予定しているリフォームはどの補助制度が適しているのかをよく比較しましょう。
玄関・窓まわり
《断熱リフォーム支援事業》
高性能建材（窓・ガラス・断熱材）＋玄関ドア 補助率1/3 最大120万円まで
玄関ドアの補助は５万円までとなり、ガラス・窓・断熱材による改修と同時に導入する場合のみ補助対象となります。
補助の対象となる工事は、外壁・屋根などの断熱材や開口部に高性能建材を用いた、一定の省エネ効果（15％以上）が見込まれる断熱改修工事となります。
補助の対象となる高性能建材の製品についてはこちらの北海道環境財団のページをご確認ください。
《こどもみらい住宅支援事業》
玄関ドア交換＋内窓設置＋宅配ボックス設置 合計補助額58,000円
こちらも玄関ドアと内窓設置による断熱リフォームの補助となります。
家事を軽減する宅配ボックスの設置にも補助が出るのがお得です。
介護・バリアフリーリフォームでの補助金活用事例
練馬区では高齢者や障がい者の方のためのリフォーム補助制度があります。
以下にご紹介するリフォーム補助は練馬区在住者のみが対象となります。
高齢者
《高齢者自立支援住宅改修の予防給付・設備給付》
手すりの取付け・ 段差の解消・便器の洋式化 上限20万円
浴槽の取替え(浅型浴槽等への取替え) 上限25万円
流し・洗面台の取替え 上限15.6万円
65歳以上の高齢者が対象となり、転倒防止・動作の容易性の確保・行動範囲の拡大の確保・介護の軽減などを目的とした住宅改修に給付されます。
住宅改修を行う施工業者は練馬区協定業者の中からの選択となり、業者一覧は地域包括支援センターもしくは介護保険課給付係にて確認できます。
改修にかかる費用の1割が自己負担です。※限度額を超えた工事費は全額自己負担
障がい者
《障がい者等住宅設備改善費給付》
下肢または体幹に係る障がいの程度が3級以上の方・補装具として車椅子の交付を受けた内部障がいの方・難病患者等で、下肢または体幹機能に障がいのある方のため小規模工事 上限20万円
下肢または体幹に係る障がいの程度が2級以上の方・補装具として車椅子の交付を受けた内部障がいの方のための中規模改修工事 上限64.1万円
上肢・下肢・体幹のいずれかに係る障がいの程度が1級で歩行ができない方・補装具として車椅子の交付を受けた内部障がい者で歩行ができない方のための屋内移動設備 上限199.9万円
障がい者等を含む世帯に対して、住宅設備改善費が給付されます。
一部の補助は65歳未満のみが対象となりますので必ず事前に確認しましょう。
改修にかかる費用の1割が自己負担です。※限度額を超えた工事費は全額自己負担
練馬区のリフォーム補助制度の詳しい内容や上記以外の支援制度につきましては練馬区公式ホームページをご確認ください。
まとめ
「こども未来住宅支援事業」などの全国が対象となったリフォーム補助では、温室効果ガスの削減や子育て世帯の家事負担軽減が主旨となっています。
練馬区の補助は主に高齢者や障がい者へのサポートを主旨としています。
これまで住宅修繕のタイミングは「壊れてから直す」という方が多かったのですが、こうした補助によって「壊れる前に直す」という方も多くなりました。
我慢して使い続けるのはストレスが溜まるだけでなく、目に見えない箇所の損耗が進むことにより本来よりも費用が増えるケースがあります。
特に床が沈む・漏水している・室内が寒いなどのケースは早めの対処が大切です。
健やかで省エネな暮らしを実現するためにリフォーム補助金をぜひ活用していただければと思います。
今回は練馬区で補助金を使ったリフォーム事例をご紹介いたしました。
弊社へのリフォームのご相談は、ホームページ・公式LINEまたはお電話にてお問い合わせいただけます。
株式会社ビスタは練馬区に本社を置くリフォーム会社として、大小様々な工事を年間2000件施工・自社育成の職人を10名以上正社員雇用しております。
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