2022/04/13
【2022年版】練馬区で使えるリフォーム補助金のまとめ
目次
1.こどもみらい住宅支援事業(全国)
2.断熱リフォーム支援事業(全国)
3.練馬区民だけが使えるリフォーム支援
《1》高齢者自立支援住宅改修(練馬区)
《2》障がい者等住宅設備改善費給付(練馬区)
《3》住宅修築資金融資あっせん(練馬区)
4.まとめ
《株式会社ビスタは練馬区のリフォーム会社として今年初めに丸10年を迎えました!》
おかげさまで東京都内を中心に大小合わせて年間2000件のリフォーム工事を請けております。
今回の記事では、特に一般住宅のお客様からよく質問される「リフォーム補助金」についてまとめてみました。
地域に関係なく全国で使えるものと練馬区にお住まいの方限定で利用できるものについて解説していきます。
こどもみらい住宅支援事業(全国)
《カーボンニュートラルの実現に向け、省エネ改修などに対しての費用が補助される住宅支援事業》
■対象
全国の既存住宅(戸建て・集合住宅所有者)
■改修の内容
(1)玄関ドアや窓の断熱改修
(2)外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
(3)節湯水栓・節水型トイレなどエコ設備の設置
その他の工事も上記(1)〜(3)のいずれかの項目と同時に行うことにより補助対象となります。
(ビルトイン食器洗い機・宅配ボックス・耐震改修・バリアフリー化・空気清浄機能付きエアコン・リフォーム瑕疵保険など)
■補助の上限
原則一戸あたり30万円
ただし下記の2つの条件にあたる方は上限が最大60万円まで引き上げられます。
① 子育て世帯または若者夫婦世帯が、自ら居住する住宅に行うリフォーム工事である
② 工事発注者が、自ら居住するために購入した既存住宅(中古住宅)に行うリフォーム工事である
■期間
2022年3月28日〜2023年5月末日工事完了分まで ※予算状況により早期終了する場合あり
対象となるメーカー商品や各工事項目の補助金額など、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご確認ください。
関連記事:超おすすめ!こどもみらい住宅支援事業のリフォーム補助金は何に使える?
既存住宅における断熱リフォーム支援事業(全国)
《省CO2関連投資によるエネルギー消費効率の改善と低炭素化を総合的に促進し、 高性能建材を用いた断熱改修における費用を支援》
■対象
全国の既存住宅(戸建て・集合住宅所有者)
■改修の内容
(1)高性能建材(ガラス・ドア・断熱材)
※以下は上記(1)の項目と同時に行うことにより補助対象
(2)家庭用蓄電システム
(3)家庭用蓄熱設備
(4)熱交換型換気設備等
■補助の上限
各工事項目ごとに上限があり最大120万円 補助率1/3以内
■期間
交付申請受付:2022年3月14日〜2022年6月3日まで ※実績報告は12月2日まで
申請の手引きやよくある質問などの詳細は下記ページをご確認ください。
練馬区民だけが使えるリフォーム支援
練馬区にお住まいの方だけが使えるリフォーム支援には大きく分けて2つのタイプの補助があります。
① リフォーム費用の一部を給付してくれるタイプ
② リフォームに必要な資金の貸付金利を利子補給してくれるタイプ
一般的な補助金のイメージは①にあたりますが、どちらも消費者の負担が減ることに変わりはありません。
それではリフォーム支援の名目ごとに分けてご紹介していきます。
《1》高齢者自立支援住宅改修(練馬区)
転倒防止・動作の容易性の確保・行動範囲の拡大の確保・介護の軽減などを目的とした住宅改修に給付されます。
住宅改修を行う施工業者は練馬区協定業者の中からの選択となり、業者一覧は地域包括支援センターもしくは介護保険課給付係にて確認できます。
予防給付・設備給付ともに、工事着工前に申請が必要です。
なお住宅の所有者が申請者と異なる場合は、「住宅所有者の承諾書」が必要になりま す。
(1)予防給付
■対象
練馬区内に住所のある 65 歳以上の在宅の高齢者で、介護保険の要支援・要介護認定審査の結果が「非該当」と判定された方のうち、基本チェックリストにお いて一定基準に該当する方。
■改修の内容
手すりの取付け・ 段差の解消(浴槽交換は除く)・ 扉の変更・ 床材の変更・ 便器の洋式化
■費用の負担
20 万円の範囲内であれば自己負担は工事費用の 1 割です。※20 万円を超えた工事費は全額自己負担
(2)設備給付
■対象
練馬区内に住所のある 65 歳以上の在宅の高齢者で、介護保険の要支援・要介護認定を受けた方のうち、身体機能の低下や障害のため、既存の設備の使用が困難 で下記の住宅設備改修が必要と認められる方。
■改修の内容
浴槽の取替え(浅型浴槽等への取替え)および付帯して必要な給湯設備等の工事 ※介護保険住宅改修との併用可
【限度額250,000円】
流し・洗面台の取替えおよび付帯して必要な給湯設備等の工事
【限度額156,000円】
洋式便器等への便器の取替え、既存の便器の向きや高さの変更および付帯して必要な工事 ※介護保険住宅改修との併用可
【限度額106,000 円】
玄関スペース拡張工事(下駄箱等の撤去)および付帯して必要な工事 ※車椅子利用者のみ
【限度額100,000 円】
階段昇降機などおよび付帯して必要な工事 ※介護保険施設退所者、病院等退院者が対象
【限度額1,000,000 円】
■費用の負担
改修にかかる費用の1割が自己負担です。※限度額を超えた工事費は全額自己負担
《2》障がい者等住宅設備改善費給付(練馬区)
障がい者等を含む世帯に対して、住宅設備改善費が給付されます。
■対象
練馬区内に居住しており、 身体障がい者手帳の交付を受けている方または難病患者の方
■改修の内容
下肢または体幹に係る障がいの程度が3級以上の方・補装具として車椅子の交付を受けた内部障がいの方・難病患者等で、下肢または体幹機能に障がいのある方のため小規模工事 ※65歳未満のみ
【限度額200,000円】
下肢または体幹に係る障がいの程度が2級以上の方・補装具として車椅子の交付を受けた内部障がいの方のための中規模改修工事 ※65歳未満のみ
【限度額641,000 円】
上肢・下肢・体幹のいずれかに係る障がいの程度が1級で歩行ができない方・補装具として車椅子の交付を受けた内部障がい者で歩行ができない方のための屋内移動設備
【限度額1,999,000】
■費用の負担
改修にかかる費用の1割が自己負担です。※限度額を超えた工事費は全額自己負担
《3》住宅修築資金融資あっせん(練馬区)
自己資金だけでは住宅の修繕が困難な方に対し、区内の金融機関(信用金庫・農協)にあっせんを行います。
融資の審査および貸付は金融機関が行います。
融資の条件や審査、手続方法等については、事前に金融機関(信用金庫・農協)にご相談されることをお勧めします。
■申し込み資格
練馬区内に1年以上居住・20歳以上で償還完了時70歳未満・世帯総所得1,200万円以下・住民税・軽自動車税の滞納がないこと・連帯保証人が得られること
■対象となる住宅
練馬区内にある住宅で居住部分の床面積が 175 m²以下であること、事務所・店舗等併用住宅の場合は居住部分の床面積が全体の2分の1以上であること
住宅が申込者本人の所有でない場合は、その工事について所有者の承諾(共有の場合は本人以外の共有者の承諾)が得られること
■改修内容
外壁・屋根等の修繕、台所・浴室・トイレ等の改良、内部の改装、耐震改修工事等
※ 増築を伴う工事の場合は、条件がありますので詳細はお問い合わせください。
※ このほか、危険なブロック塀等を改良する場合や耐震補強工事・アスベスト対策工事と合わせて行う模様替え等のリフォーム工事も対象となりますので、ご 相談ください。
■金額
工事見積り金額内で10万円から500万円まで(1万円単位)
■償還
償還は元金均等月賦払い 期間は最長7年間(84ヶ月)
■利率 (令和4年4月1日現在)
前年の世帯総所得が8,352,000円以下 本人負担1.3%
《高齢者・心身障害者が同居し、その者が住宅の常時使用する部分》
前年の世帯総所得が3,540,000円以下 本人負担なし
前年の世帯総所得が3,540,001円〜8,352,000円 本人負担0.6%
《危険なブロック塀等の改良・ アスベスト対策工事》
所得制限なし 本人負担1.0%
各支援制度の詳しい内容や上記以外の支援制度につきましては練馬区公式ホームページをご確認ください。
まとめ
リフォーム補助の主旨は2050年の目標に向けた温室効果ガスの削減・子育て世帯の家事負担の軽減や福祉に関連するものが多くなっています。
多くの補助対象となっている断熱リフォームにおいては、近年省エネだけでなく健康面からも強く推奨されています。
なぜなら世界保健機構(WHO)が推奨している室温18°以上を目指す上で日本の住宅の断熱性はまだまだ発展途上にあると言えるからです。
今回は練馬区で使えるリフォーム支援についてご紹介いたしました。
健やかで省エネな暮らしを実現するためにリフォーム補助金を活用してみてはいかがでしょうか。
練馬区のリフォームのご相談は、ホームページまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
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