2025/06/30
【それで本当に大丈夫?】高確率で失敗するリノベーションの進め方
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【それで本当に大丈夫?】高確率で失敗するリノベーションの進め方
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リノベーションを人生最高の体験に!
こんにちは、ビスタの橋本です。
今回は高確率で失敗するリノベーションの進め方というのをさくっとご説明していきます。
当社では年間300件以上リフォームリノベーションのご相談をいただくんですが、
その中でも「あー・・・これはちょっと危ないなあ」っていう案件がけっこうな頻度であります。
ネットやSNSでネガティブな情報を拾いすぎてしまっていたり、
あるいは過度に期待をしすぎていたり、本質ではない瑣末なことにこだわりすぎてしまったりと、
私たちもまずはお客様の誤解や考え方の偏りを解くところから始めていく、ということが多いんですね。
動画の最後には「プロが考える良い業者」というのもお伝えできればと思いますので、ぜひ最後までご視聴ください。
①相談前に検討しすぎる
一つ目が、プロに相談する前に細かく自分で検討しすぎてしまうというケースです。
よくあるのが、相談前に間取りをご自分で作成してくる方がいらっしゃるんですね。
もちろん自分で生活のしやすさを考えて作成いただいたものだとは思うんですが、
せっかくならプロに一度はゼロから提案してもらうというのが良いのかなと思っています。
設計は年に数10件から100件近いプランを書いているわけですから、
お客様が知らない「こんな方法があったのか!」なんてこともあるはずです。
無理に自作の間取り図をベースにプランを作ってもらおうとすると、
設計者のアイデアやインスピレーションが制限されてしまうことにもなります。
これってシンプルにもったいないですよね。
なので大まかな要望を伝えて、まずは担当者に数プラン作ってもらうというのが良いんじゃないかなと思います。
②相見積もりをとらない
次が比較検討となる、相見積もりを取らないということ。
これは価格だけの問題ではなく、様々な設計者にプランを出してもらうという点でも有効的です。
よくあるのが、ブランド力のある会社に1択でお願いしてしまうというケース。
会社として有名なことと設計力は、必ずしも正の相関関係にはならないことがあります。
プラン提案というのは結局のところ担当者の力量によるところが大きいんですよ。
特に予算があまり多くない場合には、会社の中でも実力の低い人や新人が担当するケースが多いです。
例えば首都圏で60㎡のマンションのフルリノベーションを予算1000万円以下で依頼すると、
実力がトップの方はまず来ないと思って良いかと思います。
実力者ほど高額案件に対応するというのが業界の通例になっていますから。
なので相見積もりを取ることによって、
自分の予算に合った中で、レベルの高い担当者に出会える確率が上がるということになります。
実際にこの間あったのが、SNSで有名な会社さんにお願いしたら、
窓口対応で不快な思いをしたという方がいらっしゃいました。
予算は1200万円くらいみていらっしゃった方なんですが、
おそらくその会社さんは2000万円くらいを提示していたんじゃないかと思います。
SNS集客に強い会社はマーケティングコストをかなりかけてるので工事費用も高い傾向があるんですよね。
③水まわりショールームに行かない
最後が水まわり設備を見て触ってから選ばない、ということです。
生活の質は間取りと水まわり設備に大きく影響を受けるんですね。
8割はこの2点で決まると言っても過言ではないかと思います。
私たちは接客の流れの中で必ず水まわりメーカーさんのショールームにご案内するんですが、
意外としない会社さんも多いんですよね。
これ車で例えてみるとわかりやすいんですが、一回も試乗せずに買うのと同じことなんですよ。
どれも価格と性能が同じなら見ないで買うというのもわかるんですけど、
私たちプロでも迷うくらいバラエティに富んでいるので、
必ず見て触って、機器の説明を聞いてから購入することをおすすめします。
キッチンやお風呂なんてそうそう変えないですからね、
後悔のないようにフィーリングの合うものを選んでいただけると良いかと思います。
・良い業者について
さて、最後に良い業者の定義なんですが、
私個人としてはやはりお客様のご要望にとことん付き合ってくれる会社さん、担当者さんが良いかなと思いますね。
予算が合わないと対応しないとか、打ち合わせ回数に制限があるとか、
っていうのはちょっと同業者として寂しいかなと思います。
リノベーションって人生でそうあることじゃないので、
顧客の要望に納得いくまで付き合うというのがサービス提供側の気概じゃないかなと思うんですよね。
利益を出さないといけないのは重々承知ですが、
その前にお客様に最高の体験を与えたいという想いが担当者にあるかどうか。
これを綺麗事だと言うような人には僕ならやっぱり頼みたくないですね。
ちょっと熱くなっちゃいましたけど、
以上が高確率で失敗するリノベーションの進め方、そして良い業者の選び方でした。
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最後までご視聴いただきありがとうございました。
失礼いたします。