2024/03/14
中古購入+リノベーションのワンストップサービスが選ばれている理由
目次 ※タイトルからジャンプできます
1.どう違う?通常の流れとワンストップサービスの流れ
一般的な不動産購入からリノベーションまでの流れ
ワンストップで不動産購入とリノベーションを依頼する場合
2.ワンストップサービスのメリット
依頼する側の手間と労力が大幅に減る
叶えたいリノベーションから物件が探せる
責任の所在が明確
アフターサービス
3.ワンストップサービスのデメリット
プランや工事の比較・相見積もりができない
専門性に欠ける場合がある
4.まとめ
「中古物件を購入してリノベーション」を検討している方がぐんぐん増えてきています。
新築物件よりリーズナブルであることや、自由な間取りやデザインを実現できることに魅力を感じている方が多いようです。
そういったお客様向けに「中古購入+リノベーション」を1社完結で行うワンストップサービスが始まりました。
当社もこのワンストップサービスの会社であります。
今回はワンストップサービスが選ばれている理由について解説していきます。
またワンストップでない場合にお客様がどんなことをしなければならないのかについてもご紹介します。
どう違う?通常の流れとワンストップサービスの流れ
一般的な不動産購入からリノベーションまでの流れ
欲しい物件が見つかっている場合、あるいはこれから探していく場合も不動産会社にまずは相談していきます。
住宅購入ではほとんどの場合で住宅ローンを利用するかと思いますが、この時、物件の購入費用とは別にリノベーション費用も資金計画に入れて打ち合わせておく必要があります。
中古購入+リノベーションの場合、工事費用を住宅ローンに組み込む「リフォーム資金セット型ローン」を利用するのが一般的です。
セット型ローンを利用する場合、設計会社や工事会社にも物件の現地調査を依頼して見積をとっておく必要があります。
購入と住宅ローン申請・リノベーションのプランニングを別々の窓口で依頼していくことになるため、全てを短期間の間に同時進行していくことになります。
ワンストップで不動産購入とリノベーションを依頼する場合
1社完結で購入とリノベーションを依頼する場合にも、まずは相談から入ります。
叶えたいリノベーションプランや、物件探しから依頼する場合には立地や広さなどの要望も伝えていきます。
ここで通常の不動産会社と違うのが、良い物件が見つかった際にそのまま同社に工事見積やプランも作ってもらえるという点です。
物件探しが始まる前のカウンセリング段階ですでに要望を伝えてあるので、プランも比較的スムーズに提案されるケースが多いです。
ここで物件価格が予算を超えてしまうケースがよくありますが、借入額に合わせた工事内容の調整も同じ窓口で行うことができます。
またセット型ローンの取り扱い実績が多いため、提携先銀行から金利の優遇などを受けられるケースもあります。
ワンストップサービスのメリット
メリット1 依頼する側の手間と労力が大幅に減る
通常の流れですと、物件探しは不動産会社へ、住宅ローンは銀行へ、リノベーションのプランニングは設計会社へ、施工は工事会社へ・・・となりますが、上記でご説明したとおり、ワンストップサービスではこれらの窓口がひとつに集約されます。
時間がたっぷりとある方なら通常のフローでも問題ありませんが、お勤めや家事をしながらですとかなり厳しいものがあるかと思います。
ワンストップであれば基本的に担当者がお引き渡しまでのロードマップを用意してくれ、物件の申し込みやローン申請のタイミングをガイドしてくれます。
手間や労力はもちろん、タスクが整理されているのでうっかりを防いでくれる点も魅力です。
メリット2 叶えたいリノベーションから物件が探せる
ワンストップサービスでは、カウンセリングの段階から叶えたいリノベーションプランについて触れていきます。
プランの大枠が固まった上で物件を探すので、プランを叶えられる条件から物件を探していくことになります。
ワンストップでない場合ですと、購入後にプランが叶えられないことが判明して落胆してしまうケースがあります。
メリット3 責任の所在が明確
中古物件の購入とリノベーションをワンストップサービスの会社に依頼する場合、入居後の不具合などは同社が対応します。
しかし通常の流れのように、購入は不動産会社・プランニングは設計会社・施工は工事会社となると、責任の所在がはっきりしないケースが出てきます。
私自身業界に10年以上おりますが、残念ながらこういった事例はかなり頻繁に起こっています。
入居後のトラブルをどこにも取り合ってもらえず、結局のところ依頼主が新たに費用を負担するケースも少なくありません。
せっかくの大きな買い物の後にこのような思いをするのは避けたいところです。
メリット4 アフターサービス
ワンストップサービスならではのアフターサービスがついているケースがあります。
当社を例にとりますと、施工後の品質保証期間に加え、メーカー保証が切れた後も最大10年間の無料修理サポートに加入ができます。
またハウスクリーニングや不用品回収などが依頼できるコンシェルジュサービスや、24時間対応のコールセンターが利用できます。
ワンストップサービスのデメリット
デメリット1 プランや工事の比較・相見積もりができない
購入から住宅ローンの申請や工事まで一括で依頼するので、基本的に工事の相見積もりができません。
工事費用やプランの比較検討がしたい場合にはワンストップは不向きといえます。
相場より高いと感じ場合には直接理由を尋ねるか、値引き交渉をしてみましょう。
またプランニングに関しても担当者の感性が非常に出やすい性質のものなので、合わないと感じた場合には遠慮なく担当者の変更を依頼しましょう。
ホームページの施工実績などをしっかりと確認し、自分の理想とするリノベーションを実現してくれそうな会社かどうかを見定める必要があります。
デメリット2 専門性に欠ける場合がある
餅は餅屋というように、どのような業種であっても表面上ではわかりづらい細かな点にはプロならではのノウハウが必要です。
ワンストップサービスの会社は総合力がある分、どうしても各フェーズでの専門性に欠けてしまうことがあります。
不動産には詳しいが工事はまるまる外注であることや、工事では実績があるが不動産の実績は少ないなど。
ワンストップサービスのフランチャイズ加盟店の中には、全ての実績がゼロの状態でスタートする企業もあります。
一概に実績がないことが悪いわけではありませんが、依頼する会社の土台となっている事業がどの分野なのかは事前に調べておく必要があるかもしれません。
まとめ
今回は中古+リノベーションのワンストップサービスが選ばれている理由とそのメリット・デメリットについて解説しました。
繰り返しになりますが、ワンストップサービス最大のメリットは窓口がひとつになる点です。
煩雑なやりとりを減らして、しっかり腰を据えてリノベーションのプランニングに臨みたいという方には、特に重要な要素になってくるかと思います。
当社へのご相談もお気軽にお電話またはホームページよりお待ちしております。
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