2025/04/10
【サクッと解説】個性が出せるフローリング張り方5選!
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【サクッと解説】個性が出せるフローリング張り方5選!
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こんにちは、ビスタの橋本です。
今回は個性が出せるフローリングの張り方をさくっとご紹介していきます。
皆さん床材はけっこうじっくり選ぶじゃないですか?
色合いだったり、樹種だったり、柾目なのか板目なのかとかね。
けど張り方についてはあまり深く考えない方が多いんですよ。
縦横どっち方向に張るかとかは考えると思うんですけど。
一般的な張り方:定尺張り
まず最も一般的な張り方が定尺張りになります。
一定間隔にずらしながら張っていく方法ですね。
りゃんこ張りとも言われます。
基本中の基本のような張り方になります。
あとよくあるのは乱尺張りと呼ばれるもので、床材の長さが異なる張り方です。
こちらは床材のロスが少ないのでコストダウンとしてよく使用されます。
これらでも全然悪くはないんですけど、他の張り方を知らないのは正直ちょっともったいないなって思うんですよ。
張り方によっても表情や雰囲気が変わるのでぜひこの機会に覚えていっていただければと思います。
張り方①すだれ張り
まずはすだれ張り
同一の長さにカットした床材を揃えて張っていく方法です。
床材のサイズを均一にすることと、壁に対して90度で張ることが条件なので、高い技術力が必要となる難易度の高い張り方でもあります。
個人的には一番好きな張り方です。
部屋がびしっとまっすぐに見えるんですよ。
こちらの張り方であれば板目より柾目の方が静謐な空間に仕上がるかと思います。
張り方②ヘリンボーン張り
ヘリンボーン張りは見たことある!って方が多いと思います。
印象に残りやすい見た目してますから。
ヘリンボーンとは、ニシンの骨という意味になります。
短くカットされた長方形の床材をV字型となるように組み合わせ、重ねていく張り方です。
ご想像がつくかもしれませんが手間はかかります。
ただ見た目のインパクトは大きいので、仕上げにこだわりたい方は一度は検討してみる価値があるかと思います。
ちなみにヘリンボーン張りの発祥はヴェルサイユ宮殿と言われています。
ヴェルサイユ宮殿は敷地内あちこちでこだわった張り方をしてるんで興味のある方は調べてみてください。
これの派生系でフレンチヘリンボーンという張り方もあります。
私の後ろの羽目板がまさにそれです。
最近は1枚ずつではなくパネルタイプも発売されているので張りやすくなってるみたいですね。
張り方③斜め張り
次が斜め張りです。
オシャレ度の高い張り方です。
住宅ではあまり見かけませんが、店舗の床なんかだとよくありますね。
見た目の通り斜めに床材を配置し、張っていく方法です。
何かアクセントをつけたい場合や、狭い部屋を広く見せたい場合におすすめです。
床材のロスが発生するのでコストとしてはちょっと高めになります。
張り方④市松張り
次は市松張り。
じんわりと流行ってきている張り方です。
僕の時代は学校の床が市松張りでしたね。今もそうなのかな?
正方形のフローリングを互い違いに張っていく方法です。
レトロな雰囲気やランダムな雰囲気が出せるのが特徴です。
かわいいからこれにしたっていう方も以前いらっしゃいました。
張り方⑤韓国張り
最後が韓国張りです。
すだれ張りと若干似ているんですが、つなぎめの部分に反対方向の床材を1本入れる張り方です。
これは僕もほとんど見たことがないですね。
反対方向のアクセントが入ることによって、より個性的な印象を与えてくれます。
朝鮮半島の古い民家や寺院で見られる張り方なんだそうです。
元々の施工方法は大引きを切り欠いてそこにフローリングを載せていく張り方なんだそうです。
まとめ
というわけで5つの張り方をご紹介させていただきました。
普通の張り方じゃちょっと物足りないなという方はぜひ実践してみてください。
ただしコストはちょっとお高めになるかと思いますので、事前に金額感を確認しておくと安心かと思います。
以上、さくっと解説でした。
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最後までご視聴いただきありがとうございました。
失礼いたします。