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2021/04/30

相見積もりを正しく活用する

相見積もりを正しく活用する 画像

見積依頼は専門業者を狙い撃ち

工事業者にはそれぞれ得手不得手があります。

例えば弊社の場合、原状回復を主軸として住宅リフォーム・リノベーションには自信がありますが、店舗設計となると外部の設計屋さんの手をお借りしなければなりません。

このように工事業者であっても自社で内製できる部分と、外部に発注しなければいけない部分があります。

一概には言えませんが、外部に発注しなければならない分だけ、見積の金額が上がる傾向があります。

例えば大手企業の場合ですと応対は素晴らしいのですが、社内に職人を抱えておらず、広告費もかけている分、どうしても割高になることが多いです。

建設業では、100%内製している会社というのは実はそれほど多くありません。

弊社もかなり内製化されている会社だと思いますが、それでも20~30%程度は外部発注しています。

(写真は施工スタッフの中野くん)

相見積もりは3社まで 値段で選ぶと後悔することも

相見積もりをとるケースは高額なリフォームを前提としている場合が多いと思います。

何社もの営業マンと応対するのはお施主様にとっても負担になります。

注意点としては、人気のある会社はあまり熱心に価格競争に参加してくれないという点です。

腕が良く、案件をたくさん抱えている会社は値段を下げてまで集客する必要がありません。

相場より安い金額で見積を提示できるのには必ず理由があります。

内製化がうまくいっている業者であれば問題ありませんが、そうでない場合、品質が低下する傾向があります。

長い付き合いを前提とする場合には、価格だけではなく、提案力や対応力に目を向けてみましょう。

また有資格や施工実績などがHP上に記載されているかも非常に大切です。

一概には言えませんが、100万円以上の工事であれば建設業許可を持っている会社に依頼するのが無難だと思います。

悪質なリフォーム業者は近年淘汰されている傾向にありますが、グレーゾーンで商売している業者も多いのが事実です。

くれぐれもハズレくじを引かないよう気を付けましょう。

相見積もりのマナー お断りは丁寧に

ご縁なく成約とならなかった業者にはきちんとお断りを入れましょう。

直接話すのが気まずければメールでもかまいません。

特に賃貸業などのBtoBでは、繁忙期などでまた手を借りる機会があるかもしれません。

業者側も現地調査と見積りは原則無料で動いています。

タダ働きした上に「おたく高いよ!」などと罵られたら誰でも良い気はしませんよね。

相手側の立場や損失も考慮するのが相見積もりのマナーです。

相見積もりで逆に高くなる!?実際にあったケース

以前に3社から見積をとったお施主様から相場より高いんじゃないかと相談を受けたことがありました。

中身を見るとそれぞれ提案の方針がバラバラで、500万以上の工事にもかかわらず、工事項目が数行しかありませんでした。

事情を深堀りすると、お施主様は事前に工事業者に相見積もりであることを伝え、工事の内容は概ね任せたいという趣旨を伝えていたそうです。

さらには分離発注できないかと相談したところ、1社は「改めて回答する」という返答のあと、音信不通となってしまったそうです。

抽象度の高い依頼内容と3社相見積もりが要因で、営業マンの熱意を下げてしまい、投げやりな提案しか上がって来なかったのではと推察します。

馴染みのない工事会社に依頼をするときは、なるべく具体的に伝えると比較しやすくなると思います。

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ビスタでは退去時の立会いや敷金の精算から、原状回復工事・ステージングまでをワンストップで承っております。

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自社施工スタッフ15名在籍。 

賃貸物件のリフォームに特化した施工会社です。

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