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2021/06/08

シックハウスってなに?原因と対策をご紹介

シックハウスってなに?原因と対策をご紹介 画像

暑い夏の時期や梅雨時になると目がかゆくなったり、鼻水が出たり、頭が重くなったりしませんか?

敏感な体質の方はとくに、温度や湿度によって急な体調不良に見舞われることがあります。

一旦は風邪を疑いますが、熱などの症状がない場合、原因が特定できなくて不安になることがあります。

もしかするとその症状はシックハウスが原因かもしれません。

目次:シックハウスってなに?

シックハウスは夏になるとよく聞くフレーズ

シックハウスの代表的な症状

シックハウス症候群の3大原因

建築基準法による制限 F☆☆☆☆とは?

シックハウスの原因は海外製の家具にあった!?

シックハウスにならない2つの予防策

窓開けと換気

生活上の注意

これからお家を建てられる方への注意喚起

2003年に24時間換気が義務化に

換気方式の違い 住宅では1種か3種

第1種換気方式について

第3種換気方式について

換気システムを快適に使い続けるために

フィルターのお手入れ

まとめ シックハウスの症状を進行させないために

シックハウスってなに?>

居住者の健康維持の観点から、問題のある住宅においてみられる健康障害の総称をシックハウス症候群と呼びます。

具体的に問題を起こしてしまう原因について解説していきます。

シックハウスの代表的な原因は、建設材料・家具などに含まれる化学物質が発する有毒ガスです。

よく挙げられるものですと、家具や床の木材に使われる接着剤や塗料、防腐剤などに含まれるホルムアルデヒド・アセド・トルエン・キシレンなどがあります。

シックハウスは夏になるとよく聞くフレーズ

これは先で挙げた化学物質が揮発性物質で、気温が高くなるにつれ発散量が急速に増加するため、夏になると話題にのぼりやすくなります。

また湿度も高くなるので、カビやダニなどによる症状も合わせてシックハウス症候群に含まれます。

シックハウスの代表的な症状

厚生労働省の報告によりますと、下記がシックハウスの代表的な症状になります。

(1)皮膚や目、のどなどの刺激症状。目がチカチカしたり、のどの痛みがある。

(2)全身倦怠感、めまい、頭痛・頭重などの不定哀訴

また化学物質過敏症との関連なども報告されています。

化学物質過敏症とは、住まいに限らず排気ガスや化粧品、たばこの煙などさまざまな化学物質に反応する病気を指します。

シックハウス症候群がきっかけで発症する人も多くいます。

こうした症状は新築の家の場合にもっとも注意が必要ですが、内装替えのリフォームをした後、あるいは大型の家具を購入した後も要注意です。

湿度の高い季節に皮膚疾患や目・のどの不調など、原因不明の体調不良が続くような場合にはシックハウス症候群を疑ってみましょう。

シックハウス症候群の3大原因

シックハウスには様々な発症要因がありますが、特に次の3つが揃うと発症しやすいことがわかっています。

(1)室内に有毒な化学物質やカビ・ダニなどの原因物質がある。

(2)室内の気密性が高い。

(3)住む人があまり換気をしない。

このうち(1)は直接的な原因、(2)は住宅性能の向上によるもの、(3)は住み方や生活習慣によるものです。

原因をとらえ、対処の方法を模索しましょう。

建築基準法による制限 F☆☆☆☆とは?

F☆☆☆☆とは、建築基準法の改正により、建築材料につけられることになった等級区分です。

星は4つまであり、星の数が多いほどホルムアルデヒドの発散量が少ないとされています。

2003年7月1日施行の建築基準法改正により、ホルムアルデヒドを発散する恐れのある建築材料は、発散量に関する等級区分により、使用面積の制限等がなされることになりました。

対象となる内装建材は、木質建材(合板、木質フローリング、パーティクルボード、MDFなど)、壁紙、ホルムアルデヒドを含む断熱材、接着剤、塗料、仕上塗材などです。

シックハウスの原因は海外製の家具にあった!?

現在の国内産の建材や合板はほとんど上記のF☆☆☆☆をクリアしているといわれます。

しかし規制の緩い国向けに輸出している海外家具メーカーの商品では、日本での基準をクリアしていない材料を使用した家具もあります。

シックハウスの増加には、近年インターネットを利用して海外製品を手にする機会が増えてきていることも一因と予測されます。

ただ、仮にF☆☆☆☆であっても密閉された空間であれば、放散されたホルムアルデヒドが蓄積してしまい、濃度が厚生省の指針値をオーバーしてしまうことは考えられます。

シックハウスにならない2つの予防策

体調不良に悩まされるからといって、そう簡単に引っ越しをするわけにもいきませんよね。

またせっかく綺麗にリフォームしたのに、なぜこんな思いをしなくちゃならないのかと気を滅入らせることにもなります。

そこでシックハウス症候群を予防するための対策をご紹介していきます。

窓開けと換気

シックハウス症候群の予防や軽減には、窓開けと換気が基本となります。

現代の住まいはアルミサッシュ窓によって気密性が非常に高く、化学物質などが蓄積しやすい環境にあります。

戸建てとマンションを比較すると、特にマンションの方が気密性は高くなります。

在宅ワークが増加傾向にある上で、長時間にわたり化学物質の影響を受けることがないよう、換気をしっかり行いましょう。

高層マンションなどで窓あけが難しい場合には、換気装置を回すだけでも効果があります。

生活上の注意

現代の生活には、知らず知らずのうちに化学物質を増やしてしまう要素がたくさんあります。

床にワックスをかける、殺虫剤をまく、芳香剤や消臭剤をおくといったことも、室内の化学物質を増やす原因のひとつです。

影響の程度は人によって違いがありますが、小さな子供がいたり呼吸器の弱い方がいる家庭では、できるだけ使用しないか自然素材のものにすることが大切です。

また体内に蓄積した化学物質は汗を出すことで排出できるので、軽い運動なども対策に適しています。

カビやダニの予防にはこまめな掃除が大切です。

関連記事:シックハウスを防ぐ!おしゃれで機能的な内装材5選

これからお家を建てられる方への注意喚起

近年は住宅性能の高まりからシックハウスを発症する人が増加傾向にあります。

日本の夏は高温多湿なので、家屋も元々は適度な隙間のある造りが多く建てられていました。

しかし化学物質や気密性の高い住宅が増えたことによって、結果として症状に苦しむ人も増えるようになりました。

高気密・高断熱の家が一年を通じてとても過ごしやすい住宅であることに変わりはないので、これから家を建てられる方は十分な換気設備を導入するようにしましょう。

2003年に24時間換気が義務化に

シックハウスが問題化されたことにより、2003年の改正基準建築法によって全ての住宅に24時間換気が義務化されました。

賃貸や持ち家なども関係なく、2003年以降に建てられた住宅には必ず24時間換気システムが設置されています。

換気方式の違い 住宅では1種か3種

換気方式は3つに分かれ、そのうちの1種また3種が住宅では主に採用されています。

それでは換気方式の違いを説明していきます。

第1種換気方式について

第1種換気方式は、給気と排気を同時に機械式のファンで行います。

集中ダクト方式とも呼ばれ、各部屋に排気と給気のダクトを通し、大きな1つの換気ファンから新鮮な空気を送り出し、ダクトの中を通って各部屋に供給します。

家の内外で圧力差が発生せず、さらには熱交換器を設置することにより外気温を室内温度に近づけることもでき、換気性能としては最も優れています。

欠点としては導入コストやランニングコストが高く、さらにはダクト内の掃除は自分ではできないので業者に頼まなければいけません。

最近はダクトレスのものもあり、こちらはダクトがないのでメンテナンスの必要がありませんが、そもそもの換気性能にやや疑問符のつく点もあります。

第3種換気方式について

第3種換気方式は給気口から自然に給気し、排気は換気扇などの機械によって行う方法です。

シンプルかつ低コストであり、排気は機械で強制的に行うため結露が発生しづらくなります。

一般的な住宅ではこの第三種換気が用いられるケースが多くなっています。

第3種換気のデメリットとしては、家の気密性能に大きく性能が左右されるところです。

家の気密性能が低くスキマの多い家では、計画的な換気ができなくなってしまいます。

また熱交換器をつけられないため、外気が直接入ってきます。

給気は非常に緩やかな速度で行われ、室内が急激に寒くなったり暑くなったりすることはありませんが、真夏や真冬では給気口の形状や位置によって温度の差を感じてしまうときがあるかもしれません。

換気システムを快適に使い続けるために

1種か3種かによってメンテナンス方法は変わりますが、どちらも綺麗な空気を循環させるためのお掃除は必須となります。

給気口は常に外気を取り込んでいるので、掃除を怠っていると砂埃や花粉・虫などがフィルターについたままの状態になってしまいます。

このような状態が続くと、給気の妨げになり、そもそも綺麗な空気が入ってこないので換気が無駄になってしまいます。

室内の空気をクリーンに保つためにも定期的なフィルターのお手入れが必要です。

フィルターのチェックは半年に一度が目安であり、また24時間換気システムのフィルターには2種類あることも知っておきましょう。

①定期的にお手入れをして長く使用し続けるフィルターのタイプ

②一定の期間使用したら新しいフィルターに交換するタイプ

定期的なお掃除により長く使えるフィルターはコストがかからないものの、フィルターそのものの経年劣化が考えられます。

交換式のフィルターは、ホームセンターや通販サイトなどで購入可能です。

フィルターのお手入れ

給気口の掃除の手順は簡単で、業者に依頼しなくてもご自分でお手入れが可能です。

1.給気口のカバーを外す

2.フィルターを外してホコリなどの汚れを取り、その後水で洗う

3.フィルターを乾かす

4.乾いたフィルターを元に戻し、カバーをつける

細かい手順は、取扱説明書にも記載されておりますので内容を確認してみましょう。

また合わせて排気口のお手入れや防虫対策も新鮮な換気を持続するために有効です。

まとめ シックハウスの症状を進行させないために

シックハウスは一度発症してしまうと症状が進行し、化学物質に過敏になってしまいます。

香水やクリーニング後の洋服、プラスチック製品などにも反応し、体調を崩しやすくなります。

シックハウスの恐ろしさは、知名度の低さから症状と原因を結びつけづらい点にあります。

原因はわからないけどなんだか目が痒い、頭が痛い、体にだるさがある、という場合にはシックハウスを疑ってまずは掃除と換気をしましょう。

夏場や雨季などの湿度の高い時期だけでも十分ですが、日頃からのこまめな対策と習慣で、快適な毎日を送れると良いと思います。

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