2022/03/17
リフォームにトラブルはつきもの?少しでも問題をなくすためにやるべきこと
これからリフォームを検討している場合、いくつか気になることや心配事がはるはずです。
そのなかのひとつに、リフォームでトラブルにあわないかが該当します。
トラブルといってもたくさんありますが、契約上のトラブルや施工中、施工後のトラブルなど多岐にわたります。
そこで今回は、リフォームのトラブルについてお話ししますので参考にしてみてください。
目次:リフォームでよくあるトラブルを知っておこう!
工事開始日に工事がはじまらない
施工後に体調不良が続く
施工後にトラブルがおきたのに対応してくれない
契約書の内容を見せてくれない
思っていたものと違うものが完成した
追加工事と追加費用を請求された
近隣とのトラブル
訪問販売によりトラブルにあってしまった
リフォームでトラブルをなくすためにやるべきこと
値段の安さではなく信頼できるリフォーム業者と契約をする
打ち合わせはしっかり行う
追加工事や追加費用の確認をしておく
工事前の全額支払いはNG
複数社のリフォーム業者を比較する
リフォームのトラブルのまとめ
リフォームでよくあるトラブルを知っておこう!
満足のいくリフォームをするためには、事前にトラブルのことを知っておかれることをおすすめします。
工事開始日に工事がはじまらない
本来であれば、この日から工事をはじますと、口頭や書面で交わされるはずです。
しかも、工事代金を先に支払っているにもかかわらず、予定日になっても工事が開始されないケースがあります。
そもそも、なぜ工事か開始されないのかを知るために、すぐにでもリフォーム業者に連絡をしなければなりません。
材料が予定通り入荷できなかった、職人が手配できなかった、というのは実際に起こり得ます。
施工後に体調不良が続く
とてもキレイにリフォームをしてくれたとしても、住みだしてから体調不良になることがあります。
それは、シックハウス症候群が原因かもしれません。
シックハウス症候群とは、材料に含まれている化学物質をはじめ、ダニやカビの発生により体調が悪くなってしまうものです。
とくに今は、建物の気密性が高まっているため悪いものが室内に沈滞しやすくなっています。
施工後にトラブルがおきたのに対応してくれない
施工の方法や住まいの構造などによっては、施工後になんらかのトラブルや不具合にあってしまうことがあります。
親切なリフォーム業者であれば、すぐにでも対応してくれますが、不親切な業者であればトラブルに対応してくれない場合があります。
また、別途費用を請求され困ってしまうケースもあることでしょう。
契約書の内容を見せてくれない
契約書を作成するのにはある程度の時間がかかるため、簡単な工事の場合は契約書の内容を見せてくれない場合があります。
しかし、万が一工事が終わったとしても後になって不具合が発生することが考えられます。
当然、契約書が手元にないため、工事をしてもらった証明ができませんし、返金対応も難しくなってしまいます。
思っていたものと違うものが完成した
どんなものでも、完成をすればイメージと違っていたなんてことがあります。
とくにリフォームのような壮大なものは、施工前と施工後で大きくイメージが異なる場合があります。
当然この機能がついていると思ったらついていなかった、もう少し説明してほしかった、など。
もっと明るいイメージをしていたのに、いざ設置をしてみたら予想以上に暗い雰囲気だった、などが該当します。
追加工事と追加費用を請求された
どんなに優秀な職人だったとしても、施工後に何らかのトラブルや不具合はおきてしまうものです。
ですが、契約時に保証やアフターサービスの話がないようであれば、施工後は責任を持てないということですから、その時点でトラブルになります。
追加工事を断わられたり、追加費用を請求されたりする場合があります。
近隣とのトラブル
どんなリフォームでも、大小問わずに音は発生するものです。
とくに大規模なリフォームになればなるほど、騒音となってしまうというわけです。
当然、リフォームに関係のない近隣住民からすれば1日中鳴り響く騒音にストレスを感じてしまいます。
場合によってはクレームとなりトラブルにつながります。
そのまま近所付き合いの問題に発展してしまうことがあります。
訪問販売によりトラブルにあってしまった
どんな人でも、いちどくらいは訪問販売の対応をしたことがあるはずです。
なかには、リフォームを提案してくる業者も存在していますが、その段階でトラブルになることがあります。
たとえば、必要のない工事なのに、さも必要と言われ契約を迫られたり、相場よりも高い値段でもどこよりも安いと言ったりなどが該当します。
とくに、今リフォームを検討している場合に、相場よりも安い値段を提示されたら心が揺らいでしまうかもしれません。
すべての訪問販売が悪いわけではありませんが、そもそも会社が存在していなかった、ずさんな工事をされたなどでトラブルにつながるケースがあります。
リフォームでトラブルをなくすためにやるべきこと
では、リフォームでトラブルをなくすためには、何をするべきなのでしょうか。
値段の安さではなく信頼できるリフォーム業者と契約をする
リフォーム業者を選ぶ際に、多くの人が重視するのは値段です。
リフォームひとつをとっても、値段が安ければ安いほどいいと考えるのは当然のことです。
しかし、リフォームは決して安ければいいというわけではありません。
なぜなら、安いのには何か必ず理由があるからです。
とくにリフォームの場合は、手抜き工事をされると永久に悩まされることになるため危険だと言えます。
リフォーム業者を選ぶ際には、値段ではなく信頼できるところなのかどうかをしっかり見抜くことが重要です。
打ち合わせはしっかり行う
業者はリフォームのプロですから、必要最低限のことを伝えておけばあとはなんとかやってくれるだろう、と思ってしまうかもしれません。
たしかに、どんなプロでも予想以上に素晴らしいものを提供してくれることは多いと言えます。
ですが、逆にしっかり意思疎通を行っていなかったために、施工後にイメージと違うものが提供される可能性があります。
また、施工における材料もピンキリですから打ち合わせ時にしっかり決めておくことが重要です。
追加工事や追加費用の確認をしておく
場合によっては、予定していた以外の追加工事の発生があるかもしれません。
とくにリフォームでは、解体しないと見えない箇所が多いため追加工事が発生しやすくなります。
しかし、もともと追加工事の話をしていなかった場合、トラブルになる可能性があります。
なぜなら、追加工事ということは別途費用が発生するからです。
打ち合わせの段階で、追加工事の有無を確認しておき、その際の費用について話し合っておくとトラブルはなくなるでしょう。
工事前の全額支払いはNG
どんなものでもそうですが、お願いをする際には全額前払いというイメージがあるはずです。
しかし、リフォームのような大きな金額を前払いするのは不安になりませんでしょうか。
可能性としてはかなり低いですが、工事費用を全額支払ったのに施工が開始されないどころか、業者と連絡が取れないなんてことになると後悔してもしきれません。
ですが、工事業者側も材料の仕入れなどがあるため、一般的には着工金を支払うのが主流です。
着工金は全額ではなく半分や一部の支払いにするようにしましょう。
複数社のリフォーム業者を比較する
やはり1社だけでは業者の良し悪しは分かりません。
料金の比較も含めて、複数社へ問い合わせをするべきだと言えます。
最初から親切丁寧に対応してくれる業者なのか、上から目線で対応してくれる業者がいいのかは言うまでもありません。
ですから、最低でも2~3社くらいは問い合わせをして、問題なさそうだと判断した業者を選ぶようにしましょう。
リフォームのトラブルのまとめ
リフォームのやりかたによっては、さまざまなトラブルに見舞われてしまうものです。
ですが、事前にどういうトラブルが多いのか、どのようにして回避すればいいのかを知っておけば問題はかなり防げると言えます。
面倒かもしれませんが、大切な住まいを守るため、トラブルを回避するためにもしっかり事前知識としていれておかれることをおすすめします。
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