2022/03/06
【2022年】リノベーションとは?理想的な暮らしを実現するための方法
これから何らかの事情で、住まいを改修したい新しい住まいを探しているとお考えの人は非常に多いのではないでしょうか。
そこで利用されているのがリノベーションです。
中古物件などの住まいをリノベーションすれば、理想的な暮らしが叶うため多くの人が利用しています。
今回は、リノベーションとはどういうものなのかをお話ししますので参考にしてみてください。
目次
1.そもそもリノベーションとは?
2.リノベーションはいつ検討するべき?チェック項目について
3.リノベーションのメリットについて
4.リノベーションのデメリットについて
5.リノベーションの流れについて
6.リノベーションとはのまとめ
そもそもリノベーションとは?
みなさんは、リフォームという言葉は聞いたことがあっても、リノベーションはそこまで聞いたことがないのではないでしょうか。
リノベーションとは革新や刷新という意味で、住まいの機能や価値を高めるために行う方法のことを指します。
もう少し分かりやすく言いますと、今ある建物に最新の設備を設置したり、間取りを変更してリビングを広くしたりする方法がリノベーションです。
リフォームとはどう違うの?
リノベーションとよく比較されるのがリフォームです。
リノベーションは今あるものに対して新しい機能を追加したり、仕切りを広くしたりするため付加価値を与えるというイメージです。
対してリフォームは、老朽化したものを修繕するという特徴があります。
つまり、リノベーションは今以上に機能性や見た目を改善しますが、リフォームはすでに悪くなっているところを改善するという大きな違いがあります。
リノベーションはいつ検討するべき?チェック項目について
リノベーションをしたいと考えても、実際にそのタイミングなのかどうかを知る由はありません。
ですが、ある程度リノベーションをするタイミングは決まっているため、知っておいても損はありません。
床
日常生活を快適に送る上で、床の強度は非常に大切です。
立つと床がへこむ感じがする、歩いていて床がギィッと鳴る。
このような状態の場合、表面上の床は傷がなくキレイであっても実は危険なサインです。
一般的なフローリングの張り替え目安は15年〜20年とされています。
フローリングは水に弱いため、モップ掛けなどを日常的にしていると劣化を早めてしまいます。
へこみや床鳴りといったサインが出ている場合、早めのリノベーションを検討しましょう。
クロス
クロスは壁紙のことですが、どの住まいにもクロスは張られているものです。
しかし、住まいの環境によってはクロスが黄ばんだり剥がれたりするというわけです。
基本的にクロスの耐用年数は5年~10年程度とされているため、そのタイミングでクロスの張り替えを検討してもいいでしょう。
あくまで耐用年数ですから、普段タバコを部屋で吸うなどの環境の場合はクロスが黄ばみやすくなったり臭いがしたりするため、はやい段階でリノベーションを考える場合もあります。
また、湿気によりクロスにカビが生えることもあるため、状況に合わせてリノベーションを考えましょう。
水回り
水回りとは、キッチンやお風呂、トイレ、洗面所などを総称した言葉のことを指します。
基本的に水回りの寿命は、およそ15年から20年で寿命がくると言われているため、少しはやめの時期にリノベーションを検討されるといいでしょう。
お風呂であれば、浴室暖房付きユニットバス、トイレなら今どきのタンクレスにすることで機能性が非常に高まります。
断熱性
部屋が寒い、または暑いといったことはないでしょうか。
断熱とは室内における外気温の影響を減少させることを指します。
地震などの揺れによって隙間ができることで、築年数が経つごとに断熱性は低下していきます。
WHOが推奨する室内温度は18度以上としています。
特にエアコンのない浴室などでは、ヒートショックが問題になっています。
冷暖房を設置する、窓を二重にするなどのリノベーションによってこれらの問題を解決することができます。
リノベーションのメリットについて
どんなサービスや商品にも、メリットやデメリットがあるものです。
では、リノベーションのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
理想的な住まいを実現できる
リノベーションをする最大のメリットに、理想的な住まいを実現できることがあげられます。
キッチンの機能性を高めたい、導線の意識をしたい、トイレを節水したい、タンクレスにして広く見せたい。
そうお考えの場合、リノベーションをすることで夢がかないます。
しかも、マンションや戸建て関係なくリノベーションが可能ですから、他とは違う住まいが完成します。
物件を探しやすい
もし、これから新築物件を探そうとなった場合、まずは土地から見つけなければなりません。
当然、良いなと思った場所があってもそこに運よく土地が空いているわけではありません。
なぜなら、そこにはすでに他の建物が建っているからです。
ですが、中古物件であればどうでしょうか。
まっさらな土地より中古物件の数のほうが多いと言われているため、リノベーションを前提ととした物件探しをすれば、かなり幅が広がります。
中古からリノベーションは新築よりも安い
当たり前ですが、新築物件よりも中古物件の価格は安い傾向にあります。
当然、築年数が経過すればするほど中古物件の価格は低下するものです。
そこで、あえて中古物件を選びリノベーションをすれば、見た目は新築同然でありながら価格は新築よりも抑えられるというメリットがあります。
物件にもよりますが、中古物件からリノベーションをすれば、新築物件よりも20%ほど安く済ませられる傾向にあります。
リノベーションのデメリットについて
メリットもあれば、デメリットもあるものです。
では、リノベーションのデメリットについて見ていきましょう。
築年数に問題がある
もし、中古物件を購入する場合は、ある程度築年数が経過しているはずです。
当然、築年数が経過すればするほど建物の耐久性が心配になってきます。
とくに古い建物であれば、耐震性など今の基準にそぐわない場合があります。
せっかくリノベーションで費用を抑えたいと考えていたのに、さまざまな施工をして新築より高くなってしまった、なんてことになると後悔でしかありません。
工事が終わるまで住めない
リノベーションのような大規模な工事になると、当然、その間は家に住めません。
中古物件をそのまま手を加えないのであれば、契約後はスムーズに入居できます。
しかし、中古物件を購入しリノベーションをする場合は打ち合わせから設計、施行などの時間が必要なため、契約後にすぐに住めるわけではありません。
リフォームローンの金利が高い
基本的に、マイホームを購入する際には住宅ローンに頼るケースが非常に多いのではないでしょうか。
中古を買ってリノベーションでも、住宅ローンとリノベーション費用をセットにすることが可能です。
ですが、すでに持ち家でリノベーションを検討する場合、住宅ローンに組み込むことができず、リフォームローン単体でのお借入となります。
リフォームローンは金利が通常の住宅ローンよりも高めの可能性があるため要注意です。
また、施行中の期間は既存の家に住まわれるはずですから、タイミングによっては新しい家と既存の家の賃料を支払わなければならないことも知っておきましょう。
関連記事:セットローンとは?リフォームローンと比べて月々の支払をシミュレーション
リノベーションの流れについて
リノベーションをする場合、専門業者にお願いをして進めていくわけすが、実際にどのような工程を経るのかを知っておけば余裕を持って動けるはずです。
今回は、物件を探すパターンでお話ししています。
もちろん、業者によって工程は異なりますので、参考程度に知っておいてください。
まずは、問い合わせからヒアリングをしてもらい、住まいを探します。
気になる物件があれば現地調査を行い、加えて銀行にローンの事前審査を行います。
問題がないようであれば、概算の見積りを行います。
リノベーションに関する調査や診断を行い、その後各素材や設備を選びましょう。
ローン審査が終わり、すべての工事内容が決まればご契約となります。
ご契約後、速やかに施工を開始し完工から、検査を行い問題がなければお引き渡しとなります。
このように、かなりの工程を経てリノベーションが行われるため、余裕を持った日程で業者に相談されることをおすすめします。
リノベーションとはのまとめ
リノベーションとは、住まいを今まで以上に便利に、そして価値を高めるための方法です。
リノベーションにより、デザイン性に優れた内装にしたり、使い勝手を考慮した設備にしたりすることで、より快適に過ごせます。
みなさんも、これから物件を探す予定がある、今の住まいを変えたいとお考えならリノベーションを検討してみてはいかがでしょうか。
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