case_newly施工事例

高さが生む、暮らしの調和

【専有面積】 90㎡
【間取り】 3LDK
【工事概要】 フルスケルトンリノベーション

概要

築42年・駅徒歩7分のマンション。
もともと4LDKだった間取りを3LDKに変更しつつ、将来的に間仕切りを加えることで4LDKに戻せるような設計を施しました。
リノベーションをされたのは、もうすぐ第3子が誕生する4人家族（来月から5人家族）のご家庭。
明確な希望がありつつも、デザイン面は打ち合わせを重ねながら、細部までこだわりを詰めていきました。

この事例の見どころや工夫したところ

事前に「暮らし方」や「回遊動線」などの要望は明確でしたが、空間デザインについてはじっくり時間をかけて検討されていました。
ご夫婦ともに美意識が高く、素材や仕上がりに対する繊細な感覚をお持ちだったため、都度ご提案を重ねながら一緒に形をつくりあげていきました。

家づくりのきっかけとご要望

お子様の成長に合わせて、「個室が必要になる」と物件探しをスタート。
家の裏に小学校がある立地ということで、環境面も理想的だった本物件に出会い、リノベーションのご相談をいただきました。

特にこだわりが強かったのはキッチンまわり。
「ミーレの食洗機を入れたい」「ぐるっと回れる回遊動線を作りたい」「ハイドアで空間のつながりを演出したい」など、具体的なイメージがありました。

事例の進み方

丁寧なヒアリングを重ねながら、理想の住まいを形にしていきました。

解体後には、スケルトン状態から再設計を行い、外周壁以外はすべて作り直しに。
アスベスト含有ボードの撤去や、リビングと水まわりの高低差解消など、施工上の課題にも柔軟に対応。
工期が延びてしまいましたが、大工さんとの連携により丁寧に仕上げることができました。

お施主様の感想

「クロスの貼り分けには不安もあったけれど、仕上がりがとても気に入っている」とのこと。
細部まで一緒に悩み、選び抜いた分、完成後の満足度も大きかったご様子でした。

印象に残っていること

解体後、想定していなかった排水の勾配調整が必要になり、急遽間取りを修正。
現場の状況に応じて都度対応しながら、理想と現実をすり合わせていったプロジェクトでした。
想定外の変更も多くありましたが、そのぶん「仕上がりは想像以上」とのお声をいただけたことが印象的です。